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CHALLENGE
イベントの振り返り
こんにちは。C.P.FACTORYディレクターの平安山美春です。先月からの続きですが、「楽しいをつくっちゃおう!ワークショップ」の開催報告です。
怒りを楽しくに替えられたのか?
はい! めっちゃ楽しかったです(笑)
途中、緊急事態宣言が発令されてしまい、中止にすることも視野に入れましたが、&COCOのスタッフや参加アーティストとも感染症対策を再度見直すなど、しっかり連携を取り、無事に10日間のワークショップを開催することができました。
ワークショップ参加人数112名、この期間の&COCOのドリンク提供数209杯!すご~い!
ワークショップ参加人数は延べ人数ですが、毎日のように来てくれたお子さんがいたり、ワークショップには参加しなくても私に会いに来てくれた方も大勢いらしたので、私自身とても楽しく、嬉しく、怒りは忘れてしまいました(笑)
前半は「みんなのレモネードの会」さんの絵本の原画展を開催しました。会場に来られない小児がんの子どもたちには、お家や病院て゛カ゛ーラント゛をつくって飾ってみよう!ということで、レモネードをイメージした爽やか色のガーランドをプレゼントさせていただきました。その様子はレモネードの会さんのブログ(https://ameblo.jp/minnanolemonade/…)でご紹介頂いていますが一部抜粋させていただきます。
長男の病気がわかったのが4年4ヶ月前。たくさんの辛い試練を乗り越えました。今なお重い後遺症と闘う日々です。いつか必ずと信じて毎日を過ごしています。
きょうだいも兄を支え一緒に頑張って過ごしてきました。いただいたガーランドと一緒にきょうだい3人で撮った笑顔の写真。いい記念になりました!!素敵なプレゼントを準備してくださったC.P.FACTORYのみなさまに感謝いたします。ありがとうございました。
たくさんのメッセージを頂いて本当に嬉しいです。おうちでガーランドをつくってくれた子どもたちも、とても楽しんでくれたと感じることができました。障害者施設で作業してくれたメンバーにもワークショップの写真見せながら報告をしました「みんなの作業がこんなにも人を楽しませているんだよ」って。作業を細分化することによって1人1人に合った作業は提供できますが、自分の作業が最終的にどのようなものになるのか分かりずらいので、やりがいを感じてもらえるように振り返りや報告も大切にしています。
「最高の瞬間」
今回のワークショップは&COCOの小菅所長より熱いオファーを頂き、開催することとなりましたが、彼が目指す事業所&COCOについて地域の人や子どもたちへお話をするのはどうでしょうか?と提案、企画させていただきました。
最高の瞬間
ぜひやりたい! と、1日に数回所長自らメンバーと一緒に&COCOの名前の由来や、どのような障害のある人が通ってくるのか、日中どのように過ごすのか、また、&COCOで提供するコーヒーの話などなどをしてくれました。これはワークショップに参加してくれた子どもたちにダイレクトに伝わる素晴らしいプログラムだったと思います(自画自賛)
楽しい雰囲気を感じてとってくれたのか、説明とは別に、私も伝えたいことがある!と出てきてくれたメンバーもいました。&COCOのメンバーは車いすを使ったり、言葉が話せない人も多いですが、様々な方法で自分の意志を伝えてくれます。
私は彼女が自分の気持ちを伝えたい時にどのようにアクションするのか分かりませんが、この時、彼女は「自分も伝えたい」という気持ちを発信してくれて、それを一緒にいた看護師さんが気が付いてワークショップの会場に連れてきてくれて、小菅所長が彼女の気持ちを私達に伝えてくれました。
「今日は来てくださってありがとうございます。&COCOは私にとってとても大切な場所です。皆さん楽しんでいってください」
小菅所長が言う「最高の瞬間」です。
全てが繋がったその場に立ち会えたこと、その場を自分が創れたこと、やって良かった、と思えた私にとっても「最高の瞬間」でした。
今回のイベントも全て私が考え企画運営したものです。でも私1人でこの場が創れたのではなく、たくさんの協力者がいてくれたこと、ワークショップに参加してくれた人、&COCOのメンバーやスタッフ、関わってくれた人全員で創った最高の場だと思っています。皆様ありがとうございました。
次はクリスマスに向けての企画が始まっています。もっともっと楽しいをつくっちゃおう!と思っています。
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(第37回了)
Written by
<氏名> 平安山美春<略歴>
1973年横浜生まれ。
高校時代に米国に留学し、本場のアートと最先端のコンピューター技術を学ぶ。
帰国後、東京工芸大学 画像工学科(現メディア画像工学科)にて色彩画像工学を学び、卒業後、画像加工技術を活かしたグラフィックデザイナー兼DTPディレクターとして制作会社に勤務。
2003年長女出産を機に退職、フリーで活動を始める。Photoshop歴25年。2児の母。
現在は、DTPやWEB関係の制作や解析業務、ワークショップ形式を用いた様々な講座やイベントを主催する傍ら、自分の技術を福祉の役に立てたいと考え、精神障がい者が作る自主製品のアートディレクションなども手掛けている。
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- <氏名> 平安山美春<略歴>
1973年横浜生まれ。
高校時代に米国イリノイ州立ネーパービルノース高等学校に留学し、本場のアートと最先端のコンピューター技術を学ぶ。
帰国後、東京工芸大学 画像工学科(現メディア画像工学科)にて色彩画像工学を学び、卒業後、画像加工技術を活かしたグラフィックデザイナー兼DTPディレクターとして制作会社に勤務。
2003年長女出産を機に退職、フリーで活動を始める。
Photoshop歴25年。2児の母。
現在は、DTPやWEB関係の制作や解析業務、ワークショップ形式を用いた様々な講座やイベントを主催する傍ら、自分の技術を福祉の役に立てたいと考え、精神障がい者が作る自主製品のアートディレクションなども手掛けている。
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