こんにちは。 C.P.FACTORYディレクターの平安山美春です。自粛生活が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。最初の頃は「1ヶ月の辛抱」と思っていましたが、先の見えない生活に行き詰りを感じ、2か月が過ぎるころには「諦め」も入ってきました。幸い、私の娘たちはもう中高生で手も掛からず(やりたい放題ですが)、普段、通勤に時間の掛かる夫も在宅勤務が多くなったので色々と手分けをすることができるので、なるべくイライラせずに工夫して少しでも楽しく過ごすように心がけています。
「横浜市とは、どんな都市?」
横浜市は神奈川県東部に位置する市で、神奈川県の県庁所在地であり全国に20ある政令指定都市の1つです。横浜市の現在の総人口は日本の市町村では最も多く、なんと!約375万人。これには私もびっくりです。私が生まれる前、東京上野出身の母が横浜に引っ越してきたとき、あまりの田舎に寂しくて泣いた・・・という話を思い出しましたが、今では、とても活気のある街へと成長しました。
私は元々、金沢区で生まれ育ちましたが、結婚して旭区や鶴見区に住んだこともあります。今現在、私が住んでいる西区は横浜市の中でも一番小さく、人口も少ないですが、横浜駅が隣接していることのあり、平日でもたくさんの人で賑わっています。

横浜市の人口の推移 横浜市人口総数推移(2020年1月)
「西区スタイル」
私が西区に住むきっかけとなったのは、難病だった父に少しでも孫(私の娘たち)を会わせてあげたいという思いからでした。父を見送ってからは、一人暮らしになった母にも寂しい思いをさせないように、そのまま西区に住むことにしました。
その後、縁があって西区内の福祉作業所に関わる事になり、母も難病に罹患して様々な手続きをしたことで、西区の良さが解かってきました。それは「小回りがきくこと」。在宅医療に関しても、とても連携が取れていて、スムーズな対応をして頂けました。また、私が関わっている西区販売委員会の作業所は自転車で回れるくらいの距離にあるので、イベント等がある時もお互いに商品を預け合ったり、車を出したり協力体制が整っています。
福祉作業所は割とガラパゴス状態(それごれが個々に動く)ことが多い気がしていましたが、西区は小さい分、とても連携が取れていて、仕事がやりやすい気がします。
横浜市西区は、人口も少なく面積も大きな場所ではありません。障がい者支援の施設も他区に比べると決して多いとは言えません。しかし、そんな西区だからこそできることがあります。
それは「小回りのきいた、手の届いたあたたかい支援」です。
目の前の悩んでいる「ひとり」のために、関係機関みんなで悩み一つ一つ丁寧に解決していく。
その解決のプロセスから地域課題克服の鍵を導き出す。それが「西区スタイル」だと思います。
C.P.FACTORYの商品も大半が、この西区から生まれています。私には大企業が進めるようなビジネスは難しかもしれませんが、私にできる小回りのきく対応を心がけて精進していきたいと思います。
(第21回了)