こんにちは。C.P.FACTORYディレクターの平安山美春です。春が近づいてきましたね。明日は娘の中学校の卒業式です。徒歩5分の地元の公立中学校に通っているのですが、中高一貫校とは違い、テストや修学旅行、部活動、そして受験と、とても忙しくあっという間の3年間でした。小さく生まれて保育器に入っていた子も私より背が高くなり、4月からは高校になると思うととても感慨深いですね。
PTA活動なども積極的に参加している私ですが、仕事ももちろん全力でこなし、同時進行でC.P.FACTORYの商品開発も進めています。
私が進めている商品開発とは、作りたい商品を考えて → 資材を購入して → 制作・・ではなくて、地域活動支援センターに寄付されてくる資材を無駄なく活用し、また、障害者施設で制作されてもなかなか製品化することの出来ない裂き織生地などを、どのような商品にすれば売れる商品になるか? を試行錯誤して開発しています。
サンプルは健常者に作ってもらっていますが、どの工程が作業所へ発注できるか、どのあたり難しいか? などを相談しながら細分化していきます。健常者一人で制作できる商品も、作業を細分化することで作業所の仕事を増やすことができるのです。ここで一番大変なのは、1つの商品に関わる人が多いために伝言ゲームのようなやり取りが発生してしまうこと。1人の人が1つのことを遂行するのは意外と簡単なのか・・・と感じました。
C.P.FACTORYは「一人一人ができるとことは小さいかもしれないけれど、それを集めた大きなブランド」と考えています。関わる人が多ければ多いほど、大変な作業ですが、それをまとめ上げることがディレクターの私の仕事であり、関わってくれる人たちと楽しくコミュニケーションを取りながら進めていきたいと思っています。
私はいつも自分が「やりたい!」と思うコトをやっていますが、その中でも「楽しい!」と思わないと続かないと思っています。近々、C.P.FACTORYの商品をお披露目する予定ですが、たくさんの資材を前にみんなで奮闘する商品開発の楽しいこと、楽しいこと(笑) いまの流行をチェックしたり、デザインや使い勝手を考えたり、やる事はいくらでもありますが、大勢の方の協力でとても素敵な作品が出来てきているので、お披露目するまでもう少しお待ちください!
(第7回了)